写真コンクール

施主 | 福岡県福岡農林事務所 |
---|---|
工事名 | 予防治山事業石坂4丁目地区治山工事(山腹工) |
施工時期 | 平成28年8月~平成29年3月 |
施工規模 | 500㎡ |
土砂災害特別警戒区域に指定された斜面の自然災害防止のための治山工事である。施工地は隣接する九州国立博物館が管理する広葉樹林であり、低層住宅地と道路に面している一方、太宰府天満宮の周辺散策道の一部ともなっている。そのため、景観に配慮してキャップと支圧板はめっき後塗装を施した。斜面の法尻部は、道路の維持管理を考慮し防草マットを併設している。
施主 | 北海道旅客鉄道株式会社 |
---|---|
工事名 | 新夕張駅構内41K423m付近のり面工新設工事 |
施工時期 | 平成29年2月~平成29年3月 |
施工規模 | 214㎡ |
平成28年8月、観測史上初めて1週間に3つの台風が上陸。さらに台風10号の接近による大雨も併せて、大きな被害が発生した。この災害に関係して、JR北海道、石勝線のトンネル坑口付近に、異常が見つかった。斜面対策工事として、工期が短く、なおかつ環境に配慮された工法として、ノンフレーム工法が採用された。
施主 | 北海道渡島総合振興局 |
---|---|
工事名 | 豊浦地区 復旧治山工事 |
施工時期 | 平成25年9月~平成28年3月 |
施工規模 | 2,693㎡ |
山腹中部~下部においては薄層及び露岩部であったため、従来方法(法枠工)により対策は行った。上部斜面においては森林化されているものの亀裂等、崩壊の兆しが確認された。道路、人家等保全対象への被害が懸念されることから表層崩壊対策工法として、自然斜面の安定を図る目的でノンフレーム工法を採用した。
施主 | 藤沢市 |
---|---|
工事名 | 片瀬山地区避難経路沿線斜面地対策工事(第2 工区) |
施工時期 | 平成28 年5 月~平成29 年2 月 |
施工規模 | 2,990㎡ |
湘南の景勝地、江ノ島へ続く東浜海水浴場の背後にある片瀬山は津波時の非難場所となり、その避難経路の保全が目的でノンフレーム工法が施工されている。施工箇所は避難路(坂道)の起点より延長約130mの斜面で、起点側には湘南モノレール・終点側には江の島電鉄が走行している。通行車両、歩行者も多く、機材の搬入・施工中における落下物養生等の安全管理に特に注意して施工した。
施主 | 神奈川県横浜川崎治水事務所 |
---|---|
工事名 | 平成28年度急傾斜地崩壊対策工事(公共)107-1 |
施工時期 | 平成28年10月~平成29年3月 |
施工規模 | 340㎡ |
横浜市金沢区の住宅地にて、斜面上部はマンションがあり、斜面下部には民家が近接している急傾斜地対策事業として、ノンフレーム工法が施工された。斜面下部の住宅地の道路は非常に狭く、資材の搬入、施工ヤードの確保に苦労した。ノンフレーム工法は資材がコンパクトでかつ、工期が短く施工できるため、こうした狭い住宅地の斜面対策に利用される。
施主 | 大津市役所建設部河川課 |
---|---|
工事名 | 平成27 年度急傾斜地防災工事 |
施工時期 | 平成28 年1 月~平成28 年7 月 |
施工規模 | 650㎡ |
閑静な住宅街に隣接する斜面で、斜面上部と下部のすぐ近くに住宅という厳しい条件の現場であった。景観性や施工性を重視してノンフレーム工法+植生工が採用された。住宅地の近接作業となるため、削孔できる時間帯が短く制限された。そのため、機械と人員を増やして施工を行い、騒音対策もしたことにより近隣住民からの苦情もなく無事に竣工を迎えた。
施主 | 滋賀県西部・南部森林事務所 |
---|---|
工事名 | 平成27 年度0 国債第51 号復旧治山工事 |
施工時期 | 平成28 年3 月~平成28 年10 月 |
施工規模 | 2,100㎡ |
平成25年の台風18号による斜面崩壊後の表層崩壊対策工事として、ノンフレーム工法が採用された。崩壊地周辺の拡大崩壊防止として、崩壊地は植生工・柵工等にて対策し、樹木の残る崩壊地周辺部をノンフレーム工法で補強した。地表面が極端な凹凸になっていた箇所もあり、割付時に支圧板の実寸寸法の定規を用い、樹木等に影響を与えないよう確認しながら割付を行った。