写真コンクール

施主 | 東海旅客鉄道株式会社 |
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工事名 | 飯田線災害復旧17-0035 |
施工時期 | 平成30年1月~平成30年3月 |
施工規模 | 730㎡ |
平成29年5月18日の大雨の影響でJR飯田線の早瀬-下川合間で土砂崩れが発生し、線路が寸断され運転見合わせとなった現場である。崩壊部は法枠工で復旧し、その周辺の残存土砂崩壊対策としてノンフレーム工法で法面補強を行った。崩壊した斜面の施工であったため、急傾斜での作業が多く、オーバーハングした箇所もあり安全管理に苦労した。また、斜面直下は鉄道のため落石等により列車の運行を阻害しないように注意した。
施主 | 広島県東部農林水産事務所尾道農林事務所 |
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工事名 | 予防治山事業山腹工事No.5 |
施工時期 | 平成29年7月~平成30年2月 |
施工規模 | 1,000㎡ |
広島県尾道市は坂の町であり、坂道と森林と神社・寺などが近接している。このようなロケーションの中、ノンフレーム工法により景観を損なうことなく施工が完了した。数ヶ月後には植生が繁茂し景観も回復しているだろう。また、JICAの技術協力プロジェクトに協力し、フィリピンの若手技術者にノンフレーム工法のデモンストレーション施工を行い斜面対策の技術を披露した。
施主 | 中部電力株式会社 |
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工事名 | 宮川第三分岐線No5基礎保護工工事 |
施工時期 | 平成29年8月~平成29年10月 |
施工規模 | 160㎡ |
本現場は、三重県多気郡大台町の山岳地にある送電線鉄塔の土砂崩壊防止対策工としてノンフレーム工法が採用された。資材は山の上までヘリコプターで運搬し、そこから設置場所までモノレールを使って搬入した。なお、毎日片道30分かけて現場まで山登りを行うハードな現場であった。
施主 | 北海道渡島総合振興局 |
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工事名 | 浦和地区予防治山工事 |
施工時期 | 平成29年8月~平成30年3月 |
施工規模 | 2,000㎡ |
当地区山腹斜面には既存木があるものの亀裂等の崩壊の兆候が見られ、次期降雨等により表層崩壊の発生が懸念された。そこで、既存木を活かし保安林機能を高度に発揮できるノンフレーム工法が採用された。
施主 | 長崎県県央振興局 |
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工事名 | 堂崎地区急傾斜地崩壊対策工事 |
施工時期 | 平成29年3月~平成29年10月 |
施工規模 | 2,300㎡ |
本現場は、急傾斜地対策事業としてノンフレ-ム工法+植生マットが採用された。施工箇所の斜面上部は民家があり、斜面下部には神社・民家が近接している。斜面下部の住宅地の道路は非常に狭く、資材の搬入、施工ヤ-ドの確保に苦労したが、ノンフレ-ム工法はこうした狭い住宅地の斜面対策に適した工法であった。また、地元住民との調整に努め苦情なく工事を完了した。
施主 | 国土交通省南三陸国道事務所 |
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工事名 | 国道283 号釜石西地区道路改良工事 |
施工時期 | 平成30年1月~平成30年5月 |
施工規模 | 4,400㎡ |
ノンフレーム工法は釜石市の復興道路の山側斜面に採用された。現場はラグビーワールドカップ2019の会場に近く、開催される頃には良好な景観となっているであろう。
施主 | 東京都大島支庁 |
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工事名 | 波浮港地区急傾斜地崩壊防止 施設保全対策工事(その2) |
施工時期 | 平成29年10月~平成30年3月 |
施工規模 | 800㎡ |
過去に対策工として施工された法枠+グラウンドアンカーが経年劣化したため、斜面内にノンフレーム工法を施工することによって補強が行われた。なお、現地は国立公園内に位置しており、樹木伐採を最小限に抑えなければならない一方で、二重管削孔という厳しい条件であったが、足場の組み方を工夫し、ほとんど樹木を伐採せずに工事を終えた。※ワイヤが法枠とあたる部分には保護シートを巻き付け、角当たりを防いでいる。