この斜面は小学校の校舎に隣接しているため、授業に影響しないよう、削孔機による騒音・振動等を極力低くすることに苦労しました。
「五島椿」などの中高樹木を残しながらの工事でした。

コンクリート法枠の上部斜面にノンフレーム工法が施工されました。
写真は残雪もある新緑の頃ですが、やがて一帯は深い緑に覆われます。

急勾配箇所では足場の設置が困難なため、ベビーウィンチを2台立ち木に固定して削孔機を安定させ作業しました。
直高80mを超える山だったので、削孔作業の空気圧調整にも苦労しました。

この施工箇所は、民家が隣接しており人目にも付く場所です。
ノンフレーム工法で、自然を残したまま斜面の安定を図りました。

斜面に凹凸が多く、位置決めに苦労しました。
ノンフレーム工法のほかに、吹き付け工や簡易鋼製土留壁が使われています。

トンネル上部の自然を残すことが出来、交通に支障の少ない工法をとの要望から、ノンフレーム工法が採用されました。
急峻な地形のため、上部から仮設ネットを張って施工しました。