写真コンクール

第20回(2022年度)写真コンクール

最優秀作品

日本植生株式会社 角田 泰司 様

施主 東京都 環境局
工事名 図師小野路歴史環境保全地域急傾斜地崩壊防止工事
施工時期 令和3年12月 ~ 令和4年3月
施工規模 1050㎡

重点テーマ:ドローンによる撮影動画
当地は、なだらかに起伏する町田市北部の丘陵地であり、周辺が急速に市街化する中で、多くの歴史的遺産とともにかつての良好な里山景観と生物多様性が守られている里山である。ノンフレーム工法で斜面対策をすることにより、景観・環境保全および防災の両立を図っている。

最優秀作品

有限会社 アクティー 相羽 雅春 様

施主 神奈川県 藤沢市役所
工事名 片瀬山5丁目緑地法面防護工事
施工時期 平成元年7月 ~ 平成元年10月
施工規模 2151㎡

一般テーマ
藤沢市では緑地を中心とした緑豊かな環境を守り育てるために風致地区を指定している。本現場はその風致地区内にある。ノンフレーム工法で斜面対策をすることにより、景観・環境保全の維持および防災の両立を図っている。

優秀作品

北海道 渡島総合振興局 馬田 聖也 様

施主 北海道 渡島総合振興局
工事名 伊予部地先 復旧治山工事
施工時期 平成25年10月 ~ 平成26年3月
施工規模 1316㎡

当山腹は海岸段丘斜面の段丘崖であり、海岸とのわずかな平地に人家が存在している地域である。樹木も生えているため、樹木を伐採せず、根による緊縛力を補完し、斜面の安定を図るためにノンフレーム工法を施工した。削孔位置に立木があったため規定範囲内に削孔位置をずらして削孔を行った。
※写真は施工後8年経った令和4年撮影

優秀作品

北海道 檜山振興局 畑原 辰哉 様

施主 北海道 檜山振興局
工事名 伏木戸地区 予防治山工事
施工時期 令和3年11月 ~ 令和4年3月
施工規模 834㎡

北海道南西部の海岸沿いを走る国道は、日本海追分ソーランラインと呼ばれ、道内屈指の絶景シーサイドルートである。実施工程が1月から3月の厳冬期となり、特に今回は例年に無い大雪であったため、除雪を並行しながらの作業で難易度の高い施工条件であったが、無事工期内に完成することができた。

優秀作品

株式会社 斉藤建設 上野 成美 様

施主 神奈川県 鎌倉市
工事名 史跡北条氏常磐亭防災工事
施工時期 平成28年9月 ~ 平成29年2月
施工規模 1407㎡

第七代執権北条政村をはじめとする北条氏は、鎌倉の防衛の要衝である常盤に別邸を構えた。大仏切通の北に位置し約11万平方メートルが国の指定史跡となっている。当現場は国の指定史跡であるため景観性を重視して景観塗装仕様( ダークブラウン) が採用された。現場が山林の中で資材運搬用にモノレールを200mに渡って設置した。

優秀作品

アマノ企業株式会社 樋野 恒樹 様

施主 広島県 東部建設事務所
工事名 南浜地区急傾斜地崩壊対策工事
施工時期 平成10年7月 ~ 平成11年3月
施工規模 10276㎡

広島県でノンフレーム工法が初めて施工された現場で施工後23 年以上が経過している。現状では高い木々が繁茂し、近年の豪雨災害において被災することもなく景観・環境保全を維持しつつ斜面防災を図っている。ノンフレーム工法のテーマである「自然環境・景観を保全し斜面災害から守る」を実現した現場である。

優秀作品

日本乾溜工業株式会社 浜窪 正久 様

施主 民間
工事名 法面災害対策工事(大分県某所)
施工時期 平成30年9月
施工規模 2355㎡

風光明媚な小高い丘の上に立つ新築マンション敷地内にノンフレーム工法が施工された。マンション建設前に斜面崩壊が発生、崩壊部およびその周辺部に斜面対策が必要となり、当該地区が緑化推進ゾーンとして指定されていることから景観を損なうことがなく斜面防災が図れるノンフレーム工法が採用された。写真は施工後間もない状況であるが新緑の季節には緑豊かな美しい斜面に変貌するだろう。

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