北海道 渡島総合振興局 中川 貴弘 様
当該地区は海岸に面した山腹斜面で降雨により保全対象の人家に被害を与えたため治山事業により復旧しました。山腹上部は岩盤層でフリーフレーム工法を採用し、下部の表土が流出することにより斜面中腹のトドマツの根足が抜けて立木が流出する恐れがあることから、ノンフレーム工法を採用し移動層の安定を図りました。なお、移動層(火山灰)の表面浸食が確認されたことから、施設の機能維持のために芝(わら付)のマットを併用してノンフレーム工法を施工しました。