写真コンクール

施主 | 大分県 西部振興局 |
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工事名 | R5西局災関治第5号 小鹿田地区治山工事 |
施工時期 | 令和6年6月~令和6年7月 |
施工規模 | 112㎡ |
当該工事箇所は大分県日田市鶴河内字小鹿田の集落地に位置し、集中豪雨被害地の治山工事です。ノンフレーム工法施工箇所は高低差80mにも及ぶ長大法面の登頂部での施工となり、資機材運搬・施工方法など厳しい条件での施工となりました。 また、削孔長が最大約4mと深く、ロープ足場での施工は困難なため、無足場削孔方式にて削孔しました。注入工においても、法尻にプラントを設置するとホース延長が200m近くになるため、法面中間部に注入プラント用のステージを組み施工しました。
施主 | 山梨県 狭南建設事務所 |
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工事名 | 羽場急傾斜地崩壊対策工事 (明許)(余フ) |
施工時期 | 令和6年1月~令和7年4月 |
施工規模 | 350㎡ |
創建から1200年以上の歴史を持つ寺院に近接した斜面は、土砂災害警戒区域に指定されています。本急傾斜地対策工事はレッドゾーン解除を目的してノンフレーム工法が採用されました。対策範囲には樹齢数百年の樹木があり、樹木の生育に影響が出ないよう鉄筋挿入の配置に配慮しました。春には芽吹きの確認ができ、自然環境に配慮した施工ができました。
施主 | 茨城県 日立市役所 |
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工事名 | 05国災 第1029号 道路災害復旧工事 |
施工時期 | 令和6年5月~令和6年10月 |
施工規模 | 904㎡ |
2023年に発生した台風13号に伴う大雨により日立市は床上・床下浸水、住宅の全壊・半壊などの大きな災害が発生しました。当該工事は被災した道路を復旧する目的でノンフレーム工法が採用されました。ノンフレーム工法は、崩壊部および不安定な崩壊部周辺に施工されました。
施主 | 東日本旅客鉄道㈱ |
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工事名 | いわきエリア土木構造物災害 応急復旧工事 |
施工時期 | 令和6年5月~令和6年11月 |
施工規模 | 1300㎡ |
令和5年9月19日の豪雨により、JR常磐線の内郷-湯本駅間の法面が崩落し線路内に土砂流入し、その影響で列車が運休する被害が発生しました。
当該工事では、早急に安心安全な輸送を再開できる、ノンフレーム工法が採用になりました。
施主 | 静岡県 浜松医科大学 |
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工事名 | 浜松医科大学環境整備(法面安全対策)工事 |
施工時期 | 令和6年9月~令和7年3月 |
施工規模 | 2000㎡ |
浜松医科大学敷地内のレッドゾーン対策として、2022年からノンフレーム工法による斜面対策工事が施工されております。
令和6年8月の豪雨では浜松市内でも土砂災害が多発しましたが、ノンフレーム工法を施工した斜面(1期・2期)は斜面崩壊を防止し、保全対象の施設(教育機関や病院など)を守りました。国土強靭化効果発揮事例として内閣府のサイトでも紹介されています。施工後の斜面には特別天然記念物のニホンカモシカが確認されました。ノンフレーム工法によって、野生動物の生息環境も保全されています。
施主 | 北海道 空知総合振興局 |
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工事名 | 滝ノ上地区復旧治山工事 |
施工時期 | 平成26年3月~平成26年10月 |
施工規模 | 1619㎡ |
当該地はJRと国道274号線に面した山腹斜面です。斜面下部にある夕張農協銘産センターの駐車場まで転石の落下や植生の劣勢がみられ、部分的に表層崩壊もみられる箇所でした。平成26年に今後の更なる被害拡大に備え、斜面上の樹木を可能な限り伐採せず、周辺環境に調和して自然斜面と変わりのない斜面安定工法として、ノンフレーム工法が施工されました。施工から約10年たった今でも防災機能と景観・環境保全を維持しています。
施主 | 東京都 多摩市役所 |
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工事名 | 多摩中央公園改修整備工事 |
施工時期 | 令和5年3月~令和5年10月 |
施工規模 | 1492㎡ |
当現場は多摩中央公園の再開発事業における土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の解除を目的とした工事となります。
当公園ではグリーンボランティアが緑地の保全活動を行っていることから、既存木を多く残すことができるノンフレーム工法が採用されました。
また、削孔方法を無足場削孔方式にすることで、残した樹木を活用しつつ工期の大幅な短縮を図ることができました。